九州オールトヨタ つながる九州・沖縄

前田崇治

「壁のない職場づくり」から生まれた、
九州ドライベジとは

2児の母でありながら、ネットショップの店長としてバリバリ働く福田真美子さん。

化粧品やサプリメントを製造・販売する「SUNAO製薬」のパートから社員となり、サイト運営・発送事務所責任者の立場となった福田さんが目指す職場の理想は「フラットな環境」です。

「自分自身もパート経験があったから、同僚のママさんたちの気持ちが分かるのかもしれません」

職場では誰よりも心を開き、笑顔を忘れず会社に貢献し続ける福田さんの仕事術に迫ります。

スタートはパートから
そして事業責任者に

「SUNAO製薬」の代表・廣澤直也社長とは前々職からの同期で、前職でも同僚の仲。そんなSUNAO製薬への入社は、彼から「一緒に働かないか?」と声をかけられたのがきっかけでした。

しばらくはパートとして勤務していたものの、ふつふつと「もっと自分の力が出せる社員になって、会社に貢献したい」という想いが……。廣澤社長や家族からの後押しもあり、入社2年後に社員へとなりました。

じつは正社員になったあとに2人目の子どもを妊娠した福田さん。当時は社員数名だったにもかかわらず、同僚や上司からのフォローもあり、「SUNAO製薬」初の産休・育休、さらに育児時短勤務を取得しました。

「働きやすい環境があったから、いまでも子育てと仕事が両立できています」

そう言うように「SUNAO製薬」では、働く子育て世代に寛容で、保育園や学校の行事も進んで参加できる仕組みが作られていきました。
そんな同社で仕事をするなかで、子育てに対する気持ちも変化したと福田さん。スーパーで食材を購入する際、できるだけ安いものを選んでいたのが、次第に「無添加な、カラダにいいものを食べさせたい」という想いが芽生え始めたそう。

社員として力をつけた後、ヘルシーフードや調味料など、栄養に目を向けた商品を扱う自社サイト「sunao831」の責任者となり、各通販サイトの店舗運営を兼任。

母となって子を育てる責任を痛感した福田さんと同じく「子どもたちに安全・安心の食べ物を食べてもらいたい」と考える全国の子育て世代や、野菜不足の現代人の需要に応えているサイト「sunao831」は、女性誌にも紹介されるなど、いま注目を浴びています。

主婦目線も大事にした
パートを巻き込んでの商品開発

ショップ運営責任者として働くなかで、パートさんたちの気持ちも考慮し「職場で嫌な想いをしてほしくない」と考えているという福田さん。

入社した当時から、自分自身も同僚や社長に相談できる環境だったこともあってか、今もなお、パートさんとは “良い意味で” 上下関係を作らないようにしているそう。

「コミュニケーションの秘訣」は、「とにかく壁を作らないこと」。

「下の名前で呼んでくれたり、フラットに話しかけてくれたり。何でも言いやすい関係が作れているので、逆に私が相談することも多いんですよ。仕事もプライベートもフォローしあえるチームで働けて、やりがいを感じています」

とくにそんな空気を実感するのが、商品開発会議の場。立場が下だと意見が出しにくいものですが、同社では社員・パート含めてみんなで商品を企画します。

「女性目線・ママ目線で、みんなで味を試食したり、子どもに摂らせたりして決めています」

スタッフ一丸となって忖度のない意見が飛び交うため、パートさんの提案が通ることも多いそうです。

彼女が入社した頃から培われた子育てに寛容な社風と、福田さんの「女性が働きやすい環境を作りたい」という考えがマッチし、結果的に多角的な目線で商品を生み出すことができているのです。

もっとたくさんの人に知ってほしい
「九州ドライベジ」

福田さんが担当する「sunao831」のオリジナル看板商品が「九州ドライべジ」。あらかじめカットされた人参・小松菜・キャベツ・わかめなどが袋に詰められたフードで、忙しい子育て世代や、ひとり暮らしの方にとっても「時短で健康的に野菜が摂れる」と多くのメリットがある商品です。

「無添加で子どもたちに安心して与えられるだけでなく、簡単に栄養を摂れるのが特徴です。エアーズドライで乾燥させていて、スープにも使えますし、生ゴミも出ない。賞味期限も約半年あるので、災害用の保存食品としても使えるのでおすすめです」

九州ドライべジの魅力を伝える活動をしたり、社員・パートで考えたスープレシピをウェブ上で公開したり、工夫を凝らしながらコンセプトを広める活動を行っている福田さん。そんな努力の甲斐もあり、とくにビジネスパーソンや学生も多い関東からの注文も多いと言います。

ちなみに、使っている野菜はすべて九州産。質が高いのはもちろん 、地域への貢献も忘れません。宮崎で育ち、宮崎で働く福田さんに、改めて地元の魅力を訊ねてみました。

「宮崎にしか住んでいないので、他と比較するのが難しいですが……やっぱり田舎ならではの人の温かさと、食べ物がおいしいところです。職場の和やかな雰囲気も、そういった県民性があるのかなと思いますね」

そんな “宮崎” 特有の温かい人たちに囲まれて、今日も福田さんは「sunao831」で働きます。彼女の前を向く姿勢は、きっと同じ職場で働く女性たちにとっても「勇気」となっていることでしょう。

そんな福田さんが活躍する
宮崎の街で乗りたいのは、
このクルマ!
RAIZE[ライズ]

「見た目のかわいいクルマが好きなんですけど、このマスタードイエローは今っぽくて個人的にもとても好きな色です。あとは、余裕を持ってベビーカーが詰めそうな、広めのラゲッジもいいですね。つねにクルマに積んでおけそうなのも魅力的です。小さい子どもを載せることも多いので、安全機能でアラートが鳴るのも安心して運転できそうです」

福田 真美子さん

株式会社SUNAO製薬スタッフ
「株式会社SUNAO製薬」にパートとして入社後、社員となり、通販サイトAmazon、自社サイト「sunao831」店舗運営責任者へ。オリジナル看板商品「九州ドライべジ」をはじめとした、安心・安全な無添加商品を全国に広めている。

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